今週の欧州アルバム・チャート“TOP 100 ALBUMS”で、MADONNAのコンピレーション・アルバム『CELEBRATION』が先週の2位から返り咲き3週目のNo.1を獲得した。

同アルバムは、アイルランドでは2週間前にチャート2位に初登場を果たしたのちに今週見事にNo.1の座を射止め、イギリスとフィンランドでは依然として2位の座に就いている。一方ドイツでは、先週の1位から一気に8位へと後退。初登場でいきなりNo.1の座を射止めたのは、ロック・バンドTOKIO HOTELのサード・アルバム『HUMANOID』で、欧州チャートでもMADONNAに次いで2位に付けている。

以下、3位には先週の2位から後退したMUSEの『THE RESISTANCE』、4位には7位から上昇したBARBRA STREISANDの『LOVE IS THE ANSWER』、5位にはKISSの11年ぶりのスタジオ・アルバム『SONIC BOOM』がエントリーした。ちなみにKISSの前作『PSYCHO CIRCUS』は、1998年10月に欧州チャートの13位に初登場を果たしたのち3週間に渡ってランク・インした。

そして以下の主なところでは、6位には4位から後退したMIKAの『THE BOY WHO KNEW TOO MUCH』、8位には5位から後退したMARK KNOPFLERの『GET LUCKY』、9位には8位から同じく後退したDAVID GUETTAの『ONE LOVE』と続いている。

一方、欧州シングル・チャートの“EUROPEAN HOT 100 SINGLES”では、各国のチャートで軒並み上昇する力強さを受けてDAVID GUETTA featuring AKONの「SEXY CHICK」が6週目となるNo.1を獲得した。また今週の同チャートでは、6位にランク・インしたロンドン生まれのラッパーCHIPMUNKの「OOPSY DAISY」が、最も高いチャートでの初エントリーを果たしている。この曲は特にイギリスで強く、セールス82,000枚をあげて全英シングル・チャートで初登場No.1の座を獲得している。